†「まるマ」パロディ小説・3(ユーヴォル)†



◇ いつか永遠に ◇


         目の前のテーブルに“カチャン”と置かれたカップをユーリ
        は見た。
         今朝方、起きて直ぐにヴォルフラムから
         『ティータイムの時間になったら必ず1人で待っていろ』と
        言われてたので、てっきり二人でティータイムを楽しもうと言
        う意味だろうと思っていたのだが‥‥‥。
         「なぁ、何で1人分だけしかカップが用意されてないわけ?」
         しかもカップの中身は澄みきったいつもの紅茶ではなく、底
        の見えない茶色をしている。
         「当然だろう。ユーリに飲ませる為だけに ぼくが作ったの
        だからな」
         ヴォルフラムは『エヘン』とばかりに得意の反っくりかえり
        ポーズを決めている。
         「へぇ〜、ヴォルフが俺の為に淹 (い) れてくれたんだ。でも
        俺のためって事は、やはり俺が飲まなきゃいけないって事だよ
        な‥‥‥」
         「当たり前だろう!」
         ユーリは不安な面持ちになる。
         カップの中身は明らかに紅茶でもなければコーヒーでもない。
         「さぁ早く飲むんだユーリ!」
         ユーリの戸惑いに気付いたヴォルフラムは少しばかり不機嫌
        そうだ。眉間 (みけん)に皺 (しわ)が寄りつつある。
         「婚約者である このぼくが、手ずから淹れた物が飲めないと
        言うのじゃあるまいな!?」
         「あー、いや〜、ヴォルフが俺の為にお茶を淹れてくれたの
        は大変嬉しいんですが‥‥‥」
         これ以上ヴォルフラムを怒らせないよう、ユーリは恐る恐る
        尋ねる。
         「‥‥‥‥でもこれって、何のお茶なんですかね?」
         「ショコラだ」
         「ショコラ? ショコラって言うと〜‥‥ああ、チョコドリ
        ンクね」
         ヴォルフラムの解答を聞いてユーリはホッと安心する。
         そう言われてみると確かにココア色をしている。
         「なんだ、だったら早速いただきます」
         ユーリは目の前のカップを持ち上げて口へ運ぶ‥‥。
         そして ひとくち飲んだ次の瞬間、
         “ぶはっっっ!!”と吐き出した。
         「なっ、何なんだよ、これっ!!」
         「あっ! ユーリ! ぼくが丹精込めて作ったショコラを吐
        き出すとは、どういう了見 (りょうけん)だ!?」
         「りょ…了見も何も、これってショコラじゃないだろう!?」
         「何を言ってる、これは血盟城の総料理長に習った正真正銘
        のショコラだぞ!」
         「ウソだ! だってショコラがこんなに辛 (から)い訳ねーもン!
        てゆーか、よく見れば赤い物が入ってるじゃん! もしやこれは
        鷹 (たか)の爪じゃないのか!?」
         ユーリがカップを揺らして底の方を見てみると、大量の赤唐
        辛子が入っていた。
         その量は半端 (はんぱ)じゃなく、カップの3分1は赤唐辛子に
        占領されているようだった。
         「当たり前の事を言うな。ショコラに唐辛子 (とうがらし)をたっぷ
        り入れるのは常識だろう。そもそもショコラは寒い冬に身体を
        温める為に飲む物なのだからな」
         ヴォルフラムの説明を聞いたユーリは改めて日本と眞魔国と
        の食文化の違いを思い知らされる。
         そういえばココア(カカオ)は、大昔のインカでは薬として
        (砂糖も入れずに)飲まれてたそうだし、時にはお金の役目も
        果たしてたらしい話をユーリは思い出す。
         「あ、いや、悪かったよ。おれの育った所では、ショコラは
        甘くして飲むものだからさ」
         「ショコラを甘く‥‥? そんなのが美味しいのか?」
         「まあね。人によって味の好みが違うのは分かってるけど、
        甘いショコラが好きって人は多いと思うよ」
         「どうやって作るんだ?」
         「えっとぉ〜、唐辛子の代わりに砂糖を入れればいいだけな
        んだけど‥‥」
         「カカオやミルク、砂糖の分量はどの位だ? 蜂蜜や黒砂糖
        でも良いのか?」
         「あ〜、蜂蜜や黒砂糖は俺も試した事ないけど‥‥。いいよ、
        百聞は一見にしかずって言うし、説明じゃなくて俺が今から
        厨房へ行って甘いショコラを作って来てやるよ。それを飲んで
        今後、自分で甘さの加減をやるといいよ」
         そう言いおくと、ユーリは厨房へ向かった。




         そして十数分後、ショコラの入ったポットと二人分のティー
        カップを給仕用ワゴンに乗せてユーリは戻った。
         「ほら、淹 (い)れたぞ ヴォルフ」
         カップにショコラを注いでヴォルフラムに手渡すと、三男は
        形の良い鼻をひくひくさせる。
         「甘くて良い香りがするな‥‥」
         「そうだろ。これが俺の育った日本での飲み方だよ」
         そうして二人はショコラに口をつけた。
         “コクリ”
         ヴォルフラムの喉もとから小気味のいい音がする。
         そして ゆっくり味わうように ひと口めを飲み込むとヴォル
        フラムは独り言のように呟 (つぶや)いた。
         「まろやかで美味しい‥‥」
         味にうるさいヴォルフラムの素直な感想に、ユーリは嬉しさ
        を隠せない。
         「そうだろ? ショコラってのは、おれの生まれた世界では
        特に子供や女性が好む飲み物だからな」
         ユーリの言葉にヴォルフラムは少しばかり眉を顰 (ひそ)める。
         「‥‥‥子供や女性だと? 変だな‥‥‥‥。ぼくが聞いた
        話では、男性が食す物だと言う事だったが‥‥‥‥。」
         「へぇ〜、誰にだよ? 俺の世界に詳しいって事はコンラッ
        ドかな? でもコンラッドはアメリカとか色んな国に滞在して
        たみたいだし、中には男性ご愛飲 (あいいん)の飲み物として知れ
        渡ってる国もあるのかもな」
        それを聞いたヴォルフラムは途端 (とたん)に不機嫌な顔になった。
         「ぼくといる時にコンラートの名前を出すな!」
         「何怒ってるんだよ。まだ彼を自分の兄だと認めない訳?」
         「違う! ぼくが言いたいのは、ぼくへの求愛をしている
        最中に他の男の話をするなと言ってるんだ!」
         「はいぃ?? その『求愛』って何の事ですか?」
         「おまえが ぼくにショコラを淹れてくれた事だ」
         「はぁぁ? ‥‥‥そりゃあ確かに俺がショコラを作ったけ
        ど、何でそれが求愛になるわけ? 眞魔国での求愛は相手の左
        頬 (ほお)を掌 (てのひら)で打つ事だっただろ? ショコラさんに何
        の関係があるんでしょうか?」
         ユーリのセリフにヴォルフラムは『ふん!』とばかりに腰に
        手を当てて、得意の反っくり返りポーズになる。
         「おまえの生まれた世界では年に一度、好きな相手に求愛を
        する手段として、ショコラ(英読み:チョコレート)を贈るそ
        うだな? つまり今おまえも認めた通り、おまえが行った行為
        は ぼくに求愛したと言う事になる」
         その説明にユーリは青くなった。
         確かに今日は眞魔国カレンダーでは 2月14日にあたる。
         日本以外では、ヴァレンタインデーに男性から女性へ、花や
        チョコを贈る習慣の国もあるので、ユーリの行為は『愛の告白
        』と受け取られても しょうがなかった。
         地球育ちのユーリが、まさか地球での求愛の仕方を知らなか
        ったとは言い逃れ出来ない。
         『あちゃ〜、俺ってば眞魔国式の求婚だけでなく、地球式(?)
        の求愛までしちゃったのか‥‥』と、ユーリは焦 (あせ)った。
         でも例えショコラを贈らなくても、ヴォルフラムとの婚約の
        事実は国内中に知れ渡っている揺るぎの無い、国の慶事なのだ。
         いや、下手するとカロリアやカヴァルケードにまで広まって
        いるのかも‥‥‥。
         だから今更 ショコラを淹れた行為が求愛であるか無いかを
        ヴォルフラムに説 (と)いた所で、無駄な労力になるに違いない
        とユーリは思った。
         「1ヵ月後を楽しみにしていろ ユーリ」
         一方、ヴォルフラムはユーリが否定しなかった事で逆に良い
        方へ解釈したらしい。
         残りのショコラを飲み干すと勢い良く立ち上がる。
         「ぼくはこれから、1ヵ月後の為に厨房で特訓をするので
        もう行くぞ」
         そう言うと、ヴォルフラムは御機嫌な様子で部屋を後にした
        のだった。
         部屋に残ったユーリは少し不安になる。
         1ヵ月後ってホワイトデーだよな‥‥と。




         そして1ヵ月後の 3月14日、ヴォルフラムは色鮮やかなセロ
        ハンに包まれた物をユーリに手渡した。
         「ぼくの作った、キャンディ入りマシュマロだ」
         得意そうに胸を張るヴォルフラムからマシュマロを受け取っ
        たユーリは念の為、三男に確認する。
         「これ‥‥ホントに食えるの?」
         何しろ そのマシュマロもどきからは特殊な香りがするのだ。
         とても危険な気がする。
         「失礼な事を言うな! これは総料理長に習った秘伝のレシ
        ピだぞ! ユーリの為に婚約者である このぼくが作ったもの
        なのだから、口に入れて食べ終わるまで見ているぞ!」
         ヴォルフラムの湖底を思わせるエメラルドグリーンの瞳が、
        まるで見逃さないとでも言うように、ユーリを見据えている。
         美少年にジッと見詰められたユーリは 顔が火照 (ほて)りそう
        だった。
         このままヴォルフラムに見詰められ続けたら、心臓までど
        うにかなってしまいかねないので、ユーリは不安ながらも『え
        いっ!』と、マシュマロもどきを口に放り込んだ。
         そして案の定、
         『ぐふっっっ!!』と息が詰まり、昇天しかけた。
         「何だよこれ!! 全然甘くねーじゃン! それ所か、ニン
        ニクの味がするぞ!?」
         ユーリの抗議に対し、ヴォルフラムは しれっとした態度で
        答える。
         「ガーリック・キャンディ・マシュマロなのだから、ニンニ
        クの味がして当然だろう。これは眞魔国では よく新妻が夫に
        食べさせる精力剤として食されているキャンディだ」
         ヴォルフラムの説明にユーリはカクリと肩を落とす。
         毎晩、自分を抱き枕にしてくるヴォルフラムを襲わないよう
        に、ユーリは体力トレーニングと称して昼間、己の精力を発散
        させていたのだ。
         その努力に全く気付いていない無邪気なヴォルフラムに、こ
        んな精力剤キャンディ・マシュマロを食べさせられるなんて、
        拷問に近かった。
         いっそこれを機に、ヴォルフラムを襲ってしまおうかという
        気持ちが頭をもたげるが、ユーリは寸での所で思い止 (とど)まっ
        た。
         悪意や裏がなく、純粋な気持ちで行動するヴォルフラムを襲
        う事は、天使(魔族だけど)を汚してしまうような罪悪感があ
        るのだ。
         しかも、二人は互いの気持ちを確かめ合う前に『婚約』をし
        てしまったので、ユーリにはヴォルフラムの本当の気持ちが分
        からなかった。
         だからと言ってヴォルフラムの本当の気持ちを確かめるのも
        怖かった。
         もし、ヴォルフラムの気持ちが『LOVE』ではなく、単に婚約
        者として慕 (した)ってくれてる『LIKE』なのだとしたら、ユーリ
        は次のステップへ進めなくなってしまうのだから。
         それ所かヴォルフラムに本気で好きな相手が出来たとしたら
        ユーリのした求婚は彼への足枷 (あしかせ)になってしまうかもしれ
        なかった。
         勿論、ヴォルフラムを誰にも渡す気はないけれど‥‥‥。
         「どうしたユーリ、まだ残っているぞ? それともまさか、
        ぼくの作った物は食べられないなどと ぬかすのじゃあるまい
        な?」
         一向に残りを食べないユーリを見て、元王子殿下は気分を害
        し始めているようだった。
         「‥‥‥そうじゃないよ。料理をした事のないヴォルフが俺
        の為に作ってくれたんだし、全部食べるよ」
         そう言うと、ユーリは一気に残りのキャンディ・マシュマロ
        を口に入れ、バリボリと噛み砕いて食べてしまう。
         これがキャンディ・マシュマロだと思わなければ、結構イケ
        る味だった。
         「あーっ! ユーリ! ぼくも1つ食べようと思っていたの
        に、いくら何でもいきなり全部食べてしまう事はないだろう!」
         食べろと言ったから食べたのに、今度は食べた事で文句を言
        われるとは‥‥‥、どうやら、わがままプーは健在らしい。
         「まさか味見もせずに作ったのか、ヴォルフ?」
         「仕方ないだろう。中々に骨の折れる作業だったのだからな。
        味見などしている暇はなかった」
         よく見るとヴォルフラムの手に無数の小さな切り傷があった。
         きっとニンニクを切り刻んだ時に出来た傷だろう。
         だが流石 (さすが)炎術の使い手だけあって、火傷の跡は見当らな
        い。
         『本当なら一生 料理をしなくてもいい身分の王子様が、俺の
        為だけに、一所懸命 料理をしてくれたんだな』
        と、ユーリは胸が温かくなる。
         そして、そんな切り傷だらけのヴォルフラムを見ていると、
        彼の気持ちを疑っていた事が急に恥ずかしくなる。
         ヴォルフラムのようなプライドの高い王子様が、愛してもい
        ない相手のために、切り傷を作ってまで料理をする筈 (はず)
        ないのだから。
         『ヴォルフも、俺の事を愛してくれてるんだ!』
        とユーリは確信した。
         「なぁヴォルフ、ちょっとこっちに顔を近付けてくれないか」
         「いきなり何だ?」
         そう言ってヴォルフラムが疑問の言葉を口にしたまま 顔を
        ユーリに近付けると、ユーリはヴォルフラムの小さい顔を両手
        で優しく挟 (はさ)み込んだ。
         そして次の瞬間、ヴォルフラムの桜色の唇へ口付ける。
         「ん‥‥‥‥」
         ヴォルフラムは最初、何が起きたのか理解できていなかった
        が、直ぐに甘美な表情になり、瞼 (まぶた)を閉じた‥‥‥‥。
         そしてキスの合間合間に甘い声で尋ねる。
         「‥‥これは ぼく…に味見をさせてくれてるの…か‥‥?」
         その、いつも以上に可愛らしい天使の容貌で尋ねられたユー
        リも、欲情ゆえか、声が かすれている。
         「違うよ‥‥。おれがヴォルフを好きだから、だからキスし
        てるんだ‥‥‥」
         ユーリから愛の告白をされたヴォルフラムは、心の底から嬉
        しそうに微笑むと
         「そうか‥‥、おまえが ぼくを味見しているんだな‥‥‥
        いいだろう‥‥この世で唯一、おまえにだけ ぼくを味見する
        権利をやろう‥‥‥‥‥」
         そう言って、ヴォルフラムの方からも更に深い口付けをユー
        リに求めた。
         婚約してから今日までの間、互いの想いを確認し、愛を確か
        めあったのは二人にとってこれが初めてだった。
         これから先、辛い事や哀しい事、そして別れが二人を待ち受
        けているのだとしても、今この瞬間だけは彼らにとって永遠な
        のだ‥‥‥‥‥。
         ユーリはヴォルヴラムを、ヴォルフラムはユーリを、己 (おのれ)
        自身であるかのように いつまでも、きつく きつく抱き締めた。





             ◇◇◇  後 日 談 ◇◇◇


         地球に戻ったユーリの許に、中学時代クラスメートだった
        村田 健がやって来た。
         「やぁ渋谷。向こうのショコラはどうだった?」
         「ああ、すっげェ辛 (から)かった‥‥って、村田! どーして
        おまえがショコラの事知ってるんだ!? もしやヴォルフラム
        にヴァレンタインの事を教えたのはお前か!?」
         「やだなぁ、なに興奮してるの? まぁ渋谷はいつもエネル
        ギッシュだけどね。まさかもう大人の階段 昇ちゃったとか?」
         「やはり村田、お前なんだな!?」
         「僕は美少年君に地球での求愛法を尋ねられたから教えただ
        けだよ。その様子じゃ上手く行ったんだろ?」
         「う、上手くって、単に気持ちを確かめあって‥‥それから
        キスしただけだよ! おまえが想像するようなHな事はしてな
        いからな!」
         「へぇ〜、そうなんだ。ぼくはアダルトな事を揶揄 (やゆ)
        た訳じゃなかったんだけどね」
         その言葉に、ユーリはヴォルフラムを相手にしている時とは
        また違った脱力感を覚える。
         四千年分の記憶を保有している大賢者様の事だ。
         恐らく眞魔国のショコラがどんな味なのかを知らない訳が
        ない。
         あの激辛のショコラは子供には不向きな飲み物だった。
         だから多分 村田は
         『あの激辛ショコラを飲めたのなら今日から君も大人の仲間
        入りだね』という意味で「大人の階段」という言葉を使ったに
        違いなかった。
         早とちりをしたが為に、言わなくていい事まで喋ってしまっ
        た自分に対し、ユーリは溜め息をつく。
         「どうしたんだい渋谷、溜め息なんかついて」
         「いや、俺って精神的にも まだまだ未熟だよなぁ‥‥って
        思ってさ。もっと色々体験したり経験積んで、肉体的にも精神
        的にも鍛えて男前になんなきゃな」
         神妙そうに語るユーリに大賢者様は年齢不祥の笑みを向けた。
         「そう思う心が一番大切なんだよ」
         そして大賢者様は空を見上げると、心の中で遥か彼方の誰か
        に語りかけた。
         『大丈夫。この魔王は君の意思を継いでいるよ。君とは性格
        も何もかも違うけれど、大事な人達を守り、共に歩いて行こう
        とする強さを彼は持っている』
         そして大賢者の予想通り、後世、第27代魔王陛下は、眞王
        以来の名君として人々に語り継がれるのだ。
         その大魔王の傍 (かたわ)らにはいつも、エメラルドグリーンの
        瞳をした黄金の髪の美少年が寄り添っていた事も、人々は忘れ
        る事はなかった。
         大魔王と金髪の美少年が佇 (たたず)む肖像画は、血盟城で永遠
        に その二人の愛と勇姿を語り続けるのだから‥‥‥‥‥。        



                              終




         ヴァレンタイン企画(?)と云う事で、二人の関係を
         ステップアップしてみました。‥‥なので、この作品
         の二人は他の作品とは微妙に少し違うかもデス。独立
         した話として読んで頂けたらと思います。        






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